ザトウクジラの7メートルのクジラの子どもが生まれた!

12月議会一般質問で有毒な化学物質イソシアネートを取り上げました。

神奈川ネット主催の香害の学習会で有害化学物質がお母さんの乳腺に蓄積され直接赤ちゃんの体内に入ると知り驚愕したことを訴えました。

この秋お隣の国府津の海岸にくじらの死骸が打ち上げられました。

昨年鎌倉の海岸に打ち上げられたシロナガスクジラの子どもの体内からいまは使われていないDDT等の化学物質が検出されたことからアメリカの事例からも母乳から体内に取り込まれたとの科学者の所見が示されました。

大量のプラスティックを体内に詰まらせて死んだくじらも多く見つかっています。

くじらはもはやわたしたちにとってレッドカードの象徴でしょう。

今年の夏休みに何と2週間にわたるクジラづくりイベントを開催しました。

タウンニュースや湘南ケーブルテレビにも大きく取り上げられたのでご存知の方もおられるかと思います。

町と環境フォーラムが協働する環境フォーラムの一環で百合が丘在住の東京海洋大学名誉教授加藤博士のクジラの講演会が8月に予定されていました。子どもが参加できるアートイベントが欲しいねという創意が実現したものです。

山林整備団体、子ども達のアート団体代表の舞台美術家の方、東京芸術大学構造実習の講師の先生、若者団体、作業場所に空き家を提供頂いた保護者有志、DIY得意な保護者、縫製得意な保護者、エコフェスタメンバー+保護者有志の移送チームとクレーン付きトラックで移送頂いた町内事業者皆が繋がりました。

子ども達のイベントはコロナ下ことごとく撤退しました。

でもよく考えれば多様なことが出来る。少人数のシフト制にしてゲリラ的に実践する「ぼくたちわたしたちの地球会議」方式です。

何よりも子ども達と心とビジョンで寄り添いたいという大人心が集まれば!

竹林整備で出た竹と紙、布で創られた巨大な7メートル近いくじら、それから10メートルの「海の生き物絵巻」。「太郎の家」(町民主催のみんなの家)台所から玄関まで広げる前代未聞のアートスペースが夏休みに生まれたのです。前代未聞の捧腹絶倒の快挙!

子ども達はみんなで作る竹のみたこともない大きなくじらの居る居場所でそれぞれが気に入った仕事をしました。

竹は本当に興味深い資材で物差しくらいの幅にお兄さんが豪快に割った竹を丸く結わえて土台を創り、紙を貼り布で覆いました。

誰もやったことが無くワクワクドキドキ。

くじらのお腹の下で輪になって話し合う子ども達。

今思い出しても笑いが込み上げます。

本番ラディアン舞台天蓋からラディアンホールに浮かび上がった青黒く美しく輝くクジラにため息が出たと客席から。

町長は一目見て展示ギャラリーでイレギュラーで展示を決定!珍しいトップダウンンでしたよ!

子ども達を真中に連帯

子どもたちの命を真ん中に子ども達とともに生まれたザトウクジラの子ども。

12月には神奈川県公社の小竹で開催された

「竹林回廊ミュージアム」では森を泳ぎました。

2022年5月15日のエコフェスタ二宮では脱プラスティック、有害化学物質の危険性を訴える啓発とともに展示が決まっていますが、それ以降の保管場所と随時出張依頼受付中です。