みらいはらっぱでどんぐりの森プロジェクト開催しました。
ナラ枯れが進んでいます。
本来自然の摂理で循環する森の世代交代のシステムが壊れていくことが重大な問題です。
自然の森は自然が循環する、しかしながら人口の森は手を加え続けなければだめになってしまう。
わたしたちの地域の森は暗く、ほどんど分け入る隙間もないほど陽光も風も通しません。
「木を観て森を見ない」とは比喩に使われますが、木を観て大地を見ることが求められる岐路に立っています
地域の森は木が大きくなりすぎて環境が悪いために根が十分に晴れず土中環境が劣化、根と根の周りの空気と水の循環が滞り、微生物が豊かに生きられないのです。
繁茂した竹林を伐採し、森の間伐や高所伐採を進め、植林をして人工の森をケアしなければならない。そしてレジリエンスのために出来るだけ広葉樹をバランスよく増やさなければならない。
どんぐりも本当は自ら芽吹き育成する力を森は持ちますが、その環境を整えるまでに時間がかかる。
山林整備とどんぐり育苗に並行して進めなければなりません。
かねてから訪問受け入れをお願いしていた有名な生態学者宮脇博士と協働でどんぐり育苗、植林事業を展開されている「しんわ学園」を山林整備を進めるNPO法人「農ある暮らしを広める会」と訪問。育苗事業を見学し協力を依頼しました。
11月20日、二宮の社会実験である東大果樹園跡地未来原っぱで子どもたちと共にどんぐり育苗を体験するイバントを町と協働する環境フォーラム{エコフェスタにのみや」の一環として企画が大成功に終わりました。
2022年5月のエコフェスタにのみや「山水郷ー循環すえうわたしたち」に向けて地域の森に町民の方々が関わるプロジェクトが始動
します。