日本イエナプラン教育協会理事の方と町民有志とのZOOMミーティング
オランダで素晴らしい教育効果を上げているイエナプラン。
日本で公立と私立の小学校が設立さ「個別最適」な誰一人取り残さない、一人一人の生きる力と主体的な学びの発展を創発する教育について以前より調査し、議会では何度も引用してきました。
この度、出会いがあり、矢も楯もたまらず、日本イエナプラン教育協会理事であり国内で大きな実績をあげられている久保様とコンタクトを取らせて頂きました。
非常に興味を示され、町内の子育て中のお母様方が熱心に「もう一つの学校」の可能性について研究されていることから10人強でにオンラインミーティングを持つことが出来ました。ご自身のイエナプランの理念と実践から、素晴らしいアドヴァイスを頂きました。
町民の方々と研究、実践を進めていきます。
今、素晴らしい動きが起こりつつありますがまずは久保様宛に私が送ったメール内容を共有させていただきます。
日本イエナプラン協会
久保様
はじめまして。
私は神奈川ネットワーク運動の二宮町議員の一石洋子と申します。
二宮町は人口28000のミクロコスモスと言うべき山、谷、川、海のある住民力の高い町です。
自然と人との関わりを考え開拓する複数の団体があり、コロナ下3つの法人が立ち上がりました。
気候と風土に恵まれ、ミカンの北限、リンゴの南限であることから県の農業試験場と東大果樹園跡地があった経緯があります。
この東大果樹園跡地で町も絡む住民との協議体による社会実験が行われ「にのみやこども自然塾」と言う子どもの自由な自然遊びの場を提供する団体と連携するの「あそびの庭」と言う大人も子どもも楽しむ居場所作りの法人が立ち上がりました。川崎の子ども夢パークのより自然に親和性のある施設を目指しています。
地球環境基金の助成を受け遊休農地再生と100人規模の自然農スクール、沢、棚田再生から山林整備を行うNPO法人「農ある暮らしを広める会」とここと協働する今年度「かながわ生き活き若者大賞」を受賞した20歳の若者団体「もりびとNOA」
福祉法人ラポール藤沢の施設長、またインクルージョンネットかながわの理事等経験ある社会福祉士の方が立ち上げた法人「いつでもどうぞ」また協働する「にのみやこども食堂便」「フードパントリー・みんなのとまり木」の相談事業。町内の子ども育成団体が一昨年は子ども会祭りをミニニノミヤに進化、ドイツで世界的に有名な「ミニミュンヘン」に学ぶチャレンジが行われました。ユニセフの子どもにやさしいまちづくりは二宮の心ある住民のミッションです。
。。。社会課題を我が事と考える自然と人との関わりに優れたアンテナを持つ子育て世代と団塊の世代の方々、これがいまの二宮町の鉱脈です。
これらに関わりましてこの度アートを活かした子どもの居場所づくりを担う団体が子どもリポーター17名が13の山、川、海に係る環境団体を訪問する「飛ぶ教室」を提案、二宮町が誇るラディアンホールにて発表するシンポジウムをエコフェスタ二宮という町と協働する環境団体のプラットフォームと連携して企画したところ当に「飛ぶ教室」が図らずも実現しました。
並行して不登校の子どもたちに「君はどうやって一日を過ごしたいか、一緒に学校を創ろう」と言う活動の一歩にたどり着いた次第です。
町内の不登校児童生徒30人でイエナプランの異年齢学級が出来るのではないかと考えました。
特に単級化が課題である、しかしながら素晴らしいコミュニティスクールの取り組みのある、また校庭に地域の方々が守る山を持つ一色小学校のお母様方が特に以前よりイエナプランの研究を進め夢を描いています。
今苦しんでいる子ども達と大人達で創れないか、道筋を教えて頂きたいと思い、メールさせて頂きました。
唐突ですがずっと考えてきたことです。素晴らしい子ども達が不登校児童生徒と言う苦しい境遇に居るままです。
何卒お知恵を下さいませ。