二宮町教育講演会 「魅力的な小中一貫教育(義務教育)を共創するには」~ユネスコの教育理念「秘められた宝」

7月26日二宮町教育講演会第一部「魅力的な小中一貫教育を共創するには~施設とカリキュラムの連携をデザインする」講師小松郁夫氏(国立教育政策研究所名誉職員 京都大学特認教授)
「学校運営の創造は革命の時代を迎える」と言われた。また学力観としてOECDの「変革を起こすコンピテンシー」と対比してユネスコの「学習:秘められた力」を紹介、後者の注力が足りないと批評され両者のバランスが大事と言われた。
「秘められた宝」という言葉に私は6月18日に二宮町内の保護者有志の会「ニーノプラン研究会」主催の「日本初イエナプラン教育校校長である桑原昌之氏の話を聴く@知足寺」学習会に参加頂いた不登校の中学生のお嬢さんの言葉を思い出した。
ニーノプラン研究会とは当に小松先生の言われる「地域とともに創る新しい義務教育二宮型」を求めて学び合うコミュニティで裾野を広くボトムアップで支えたい思いで学び合っている仲間です。
「秘められた宝」はまさにこの不登校のお嬢さんの声を聴く会を7月初めに持った時に皆がずっしりと感じた印象だった。
是非二宮の教育に関わる多くの方々とこのことを話し合いたい。
既に二宮町議会の教育福祉常任委員会では教育行政、民間フリースクール、県内の校内フリースクールやスクールソーシャルワーカー、スクールカウンセラーとの聞き取りを進め要望項目をまとめているところです。
上から、下から、横から、斜めから、子ども達を真中にコミュニケーションを進めてー中村桂子先生の言う「和えて」ー子育ての町二宮の公教育を共創しよう。前回の吉新先生の講演会に続き教育委員会のビジョンは小中一貫教育という型を超えた大きな変革を求めていることは明らか!
学校づくりはまちづくりです!