富山大学小児科講師種市尋宙先生を講師にサイエンスカフェを開催しました
富山大学医学部小児科講師で富山市教育委員会と新型コロナウイルス感染症対策会議を牽引された気鋭の小児科医である種市尋宙先生のハイブリッドサイエンスカフェ非常に充実した内容で本日無事終了しました。日本独自の子どもの守る医学者と学校教育、保護者、地域と繋がる連帯が必要と痛感しました。
先生が訴えられた本旨を確りと受けとめ、調査し地域の活動に繫げます。
先生のお話に「学校教育と繋がる事で多くの一人一人の子どもたちと保護者にアクセスできた。」とありましたが、学校という場がこれからの子ども達を真中に社会を創っていく重要なプラットフォームでは思いました。「ぼくたちわたしたちの地球会議」で繋がったデンマークはまさに学校が子どもだけでなく、保護者、家族、地域の社会課題を研究するハブとなっていると知り驚きました。
子ども達の命と健康を守る国となるために重要な扉を先生は切り拓いたと感じました。
以下アンケートへのご意見ご紹介します。
●大変有意義でした。
医療と教育と保護者の間の信頼関係について、自分のまちではどうなっているのかを知りたいと思いました。
また、感染しないことだけに思考停止することの恐ろしさ、特に、子どもにとっては発達を阻害しなことを感染防止と並行してバランスよく考える必要性を再認識しました。
大人たちのメディアリテラシーも問題ですね。
ただ単にCOVID-19というウイルスとの戦いでない、社会の在り方全体で考えていくという視点が大事だし、それが、大人の都合、経済最優先とのこの国の政治はやっぱり変だと思います。
感染者数が少ない今だからこそ、多くの人々が話しておかなければいけないことだと思いました。
種市先生、一石さん、ありがとうございました。
●日本社会が、子どもたちのために真剣に取り組まなければ未来はないと思う。教育委員会との信頼関係を築いていく実践をされた話についても学ばせていただきました。とても良い学習会でした。
●種市先生の講演を開催してくださった神奈川ネットワークの皆様、ありがとうございました。
講演の感想です。コロナ禍において、その時々にあった対応を行政に提案され、もし何かあったら対応すると仰られた医師である種市先生のお言葉こそが行政を動かす最高の力になったのではないかと感じました。
子どもも大人も何かがおかしいと思っている。でも口にできない。みんな本当は自由になりたい、でもワクチンをうたないと認めてもらえない。やはり今後もワクチンが条件となっていくのではないでしょうか。
●富山市の取り組みは、とても参考になりました。
小中学校に子どもを行かせながら、様々な感染対策や行事などの決定に疑問を感じていました。
更に、その根拠についてもいつもエビデンスを基にしたものではないのでは、と感じていました。
学校と教育委員会、医療現場の医師が合同で、対策会議を立ち上げ様々な検討がされてきたことを羨ましく思うと同時に、可能性を感じました。
講座の中で出てきたデータや取り組みは、今後参考にさせていただきます。
ありがとうございました。多くの保護者に聞いて欲しい内容です。