二宮町新庁舎建設の議論を未来に向けた住民の知恵を合わせるまちづくりに生かしたい
4月30日5月1日にラディアン展示ギャラリーで3回開催されたシェアにのみや{議会報告会・意見交換会}では、かつてない70名弱の町民の方々が集まられ、活発な対話が行われました。
「一旦とどまって考えるべき」
「町有地、空き校舎等全体の材料を俯瞰して計画を作るべき」
「もっと早くに情報は町民と共有し、町民と検討する姿勢が欲しい」
「具体が出たからこその議論、これを活かしたい、グランドヴィジョンが欲しい」等の意見にさらなる議論の場、対話の場の必要を感じました。
シェア二宮を運営する議会基本条例は北海道栗山町議会が存亡の危機感を持って創設した影響で全国に広かった議会改革条例です。二宮町に相応しい町民の政治参画の形についてさらなる研究が必要です。
顔の見える町二宮ならではの政治手法について新しい形をめざしたいです。
3月議会予算審査特別委員会は、新庁舎について2件の見直しを求める陳情と町民検討会、町民説明会での反対意見の紛糾をふまえた基本構想、基本計画の修正案をさらなる町民説明会に提示する前に町民と共有し、また説明会で精査し作ることを確約させましたが、{委員一石発問による〉基本設計委託料5000万、埋蔵文化財調査委託料初年度分3000万円を含む予算案を否決しました。
基本設計委託料を除いた修正案が議員提案で出されましたが私は埋蔵文化財調査委託料、つまり建設予定地の予算が入っていること、、教育、福祉のソーシャルワークの不足、本格的療育の不足、ワクチン副反応の事故調査委員会の欠如等の理由と、この現状から庁舎の大きな起債が町民サービスに影響を与えないとする行政の説明への遺憾を訴え反対しました。未来のAI化、スリム化、プラットフォームビルダーとなる行政の進化、住民自治、、行政参画を見据えた計画、町内の知恵を合わせる仕組みを作るチャンスとも訴えました。
その後、議会の役場新庁舎特別委員会が基本構想、基本計画修正案作成期間、情報共有し、質問、意見を重ねましたが一致した提言には至らないまま、5月末に予定される町民説明会で修正案が示され、6月議会で基本設計委託料の補正予算で賛否が問われます。
私は昨年の12月議会より、新庁舎の議論は未来の二宮町の自治のシステムを見直す絶好の機会であると訴えてきました。
町内の知恵を集め、真剣に課題解決にあたり、後追いの対応策ではなく未来に向けチャレンジする町であると名乗りあげたいのです。
最後にその他2019年3月予算議会予算審査特別委員として要望{ごく一部}したこともご報告します。
- スクールソーシャルワーカー、療育等教育、福祉の相談機能の充実と町民による、子ども食堂、学習支援、自然体験事業との協働を進める
- 移動、買い物難民について行政がリーダーシップを持って先進事例、新しい移動D型等の新しい法律の情報を屈指して具体的に進める
- 町民活動推進条例、補助金の協働を進める仕組みの構築
- 二宮SDGSの推進
- 障がい者自立支援法に則った当事者参画の支援の充実
- 消防署員の広域での循環する仕組みの構築
- 子宮頸がん予防ワクチン副反応被害のアンケート調査の次段階である被害者救済を法律に則り進める
- クラウド型ふるさと納税の設置
- 遊休農地、荒廃する山林対策
- 消防団員の処遇改善
- リアルなシミュレーションに用地区防災訓練等専門団体と共同して推進