BS1明日世界が終わるとしても
BS1明日世界が終わるとしてもBS1明日世界が終わるとしてもBS1明日世界が終わるとしてもアメリカの市立図書館の地下で大作に3年間打ち込む画家池田学氏。
3、11の前に発表された「予兆」という作家の意図とは関係なく津波に呑み込まれる世界とみまごう作品の展示の自粛が大震災後相次いだ。
悩みながらも友人の死、新しい命、人々の支え全てを一枚の絵に注ぎ込む。…
苦難の末完成した作品は「誕生」
定期的に創作過程が一時間市民に公開され、作家とコミュニケーションを取る。
日本国憲法に込められた力強い市民の叡知ある計らいだ。
大統領選はあのようであったが市井に根付いたアメリカの文化は素晴らしい。
何度も公開日に訪れる小学生らしき少年が言う「目標、希望、夢が描かれている」
池田氏の澄んだ心が瑞々しい。苦しみながらささやかな出会いから豊かな恵みを生む力はまさに芸術家の神通力。
絵の完成に泣き崩れる池田氏。
公開日に駆けつけた満場の市民は絵に心打たれ拍手がなりやまない。
池田氏は「生まれることは簡単ではない。苦しい大変な苦しみから新しい命が生まれる」と日本語で人々に語った。