種市尋宙先生学習会・子どもたちの命と健康を守るために
11月29日に開催した富山大学小児科講師種市尋宙先生の学習会の内容の報告をさせていただきます。
戸塚女性フォーラム会議室にてハイブリッドで開催されました。
ネット二宮と横浜コミュニティネットワークの共催です。
種市先生から令和2年に始まった富山市教育委員会とともに立ち上げられた「富山市立學校新型コロナウイルス対策検討会議」の詳しい経緯、
そもそも子ども達の罹患率、重症化率、が非常に低く試写はほぼゼロという状況下でこれほどまでに子どもたちの生活を圧迫することへの疑問、
子どもたちにとっての本当の敵は何かについて詳細な説明がありました。
子どもたちに感染が広がっていないのにメディアによって政治が動く。
科学的な証明ないまま子ども達の生活環境を圧迫し続けた(栄養の接種が取れなくなってきている、マスクについてはそもそも正しい使い方は出来ない、家の中に居ることでコミュニケーションエラーが起きやすいツールに触れる時間を増やし肥満が増え、また摂食障害も起き、不定愁訴を訴える子ども達が増えている。
何よりも自殺者が前年比で100人も増えた。自殺で死ぬ情報は大きくは言えない、コロナで子どもが死んだら大騒ぎするが自殺では騒がない。
子どもは陽性率が低く、子ども達と働く大人も陽性率が低く安全。
アメリカは日本の10倍の感染状況、アメリカと日本は違うのにアメリカの政策に準じている。子どもへの接種はアメリカが決めて日本は追ってすぐに決めたがその直後たくさんの子どもへのワクチンの接種に係る論文が世界でたくさん出た。
日本にはまだ考える時間があるはず。ヨーロッパも子どものリスクは低い。また明らかにアジアの致死率は違う。
ワクチン効果は4カ月で下がり心筋炎は多い。ヨーロッパでは子どもの接種に大変な議論がなされた。
日本はワクチンのデータfが出る前に子どもへの接種を決めた。メディアリテラシーが低い子ども達のリスクはむしろ今まで研究されていないし日本は疫学調査が少ない。
対立構造は子ども達の敵。みんなが子ども達の味方のはず。
副反応が前提のワクチンで医者でさえこれは普通のワクチンでないと覚悟が必要なワクチンを子どもに打たせるのか。慎重に考えることが必要。
検討会議では14回リーフレットを時局に併せて発行。保護者アンケートは気持ちを出させて考えるきっかけになる。4000件の回答があった。
コロナ下「信頼」こそが大事。アンケートは一方方向でなくそれに返し、コミュニケーションを行いたい。ーーー
「子ども達を本当に守る国と言えない。疫学調査が少ないのは小児科医に責任がある。これからデータを示して体制を変える努力をしたい」
一時間半にわたる先生の本当に子ども達に寄り添う情熱のこもった講演に心を動かされました。
私達は「子どもの側」に立ってさらに議論を進めていきます。
行政、教育委員会、学校、保護者、先生がチャレンジした「鎧」を脱いで子ども達のためにタグを組んだ一歩
大きな学びの時でした。