ぼくたちわたしたちの地球会議VOL.2・デンマークロラン島からのメッセージ
エコフェスタ2021特別イベント「ぼくたちわたしたちの地球会議」
第2部ワークショップシーンで子どもリポーターから「アクティビズム」という言葉が出ました。
アクティビズムとは大きく社会が仕組みを変革して抜本的な成果を出すことでそのタイミングで舞台ではデンマークロラン島在住のジャーナリスト、ニールセン北村朋子さんにZOOMでヒアリングをしたことをもりびとNOAから紹介しました。
ロラン島は自然エネルギー100%、エネルギー自給率500%の環境先進国の中でもスーパーな地域です。
農家の住民が自ら風車を持って自給率を上げている。それは風車を作る会社が農業機械の会社で既に信頼関係があったことが大きいとのこと。原発の可否について国民的な議論になったとき、ビラには必ず推進派と反対派の意見を両方書かれていたた。意見は対立させず常に俯瞰する。大勢が是として大失敗した歴史から少数派の意見を丁寧に吟味、尊重し対話する機運があるなどまさに政治先進国と膝を打つ。若者の政治参加が進み柔軟な総合力はバイキングの伝統なのだと。
子ども達は小さい頃出来るだけ自然を体験させる。園舎を持たない青空幼稚園は全体の12パーセント。効果について科学的なエビデンスも出ているとのこと。何歳でも入れる学校があり、義務教育は社会が負うため個別最適に対応し、不登校の子どもは少ない。幸せ度が高く学力も高く政治参加が進む環境先進福祉国家。ロラン島は人口6万人。是非とも引き続き交流させて頂きたいとZOOM主催のもりびとNOAが結びました。