9月議会総括質疑「持続可能な未来に向けて勇気あるアクションを」
町民はグランドヴィジョンを求めている。この町のグランドヴィジョンは未来に向けて子どもが本当に生き生きと育つ町、そのために新しい学校づくりと地域福祉にチャレンジする町、自然と人との関わりを若者とともに多世代で考える町を作ることであると確信しています。
総括質疑で町長に問いました。
全文は長いので要約した議会でのやり取りをご報告します。
一石 日本社会は大人本位で子どもの視点が欠如。子どもの生活圏域を検証し居場所や遊び場を配置し多様なかかわりが生まれる当事者参加型の町づくり、乳幼児生活圏域と高齢者生活圏域の重複する生活の質の向上に真に向き合うデザインを。
町長 子どもの声を聴き官民情報共有する。子どもの遊び場は公園統廃合に沿い整備する。0歳から18歳までを支え繋ぐことが重要。行政が地域に参画して町民の方々と通いの場を展開、産まれる前から一人一人の赤ちゃんにアクセスする子育て包括支援事業も整備した。行政計画に子どもの目線を入れる研究したい。
一石 学校のあるべき様を当事者一人一人の声を聴き変革する期。大人たちのとらわれが子どもの生きづらさを生む。オランダのイエナプランを採用する公立学校設置等先進事例ある。特色のある真に新しい学校を一つ作ると全体に新鮮な風を送る。本気で新しい学校を創る勇気が欲しい。喫緊で現場の声を聴きスクールソーシャルワーカ―、教育主事増員の人材確保に予算配分も。
町長 小中一貫教育、コミュニティスクールを推進し教育委員会とともに学んでいきたい。ニーズは理解するがもう一つの学校は市民がつくるべき
一石 自然と人に関わる多様で出色の町民活動を一枚の布のようにSDGSに位置付け、若者に対価を与え参画する仕組みを。故郷の山林整備、遊休農地再生、川の清掃を協働することで、防災、生涯学習、中間就労の場とし、多世代が出会い繋がる故郷の仕組みを整えたい。
町長 SDGsについては総合計画に位置付けたところで多岐にわたる地球課題を二宮班の中で検討している。総合戦略会議でも若者チームの参画は実際非常に課題。しっかり受け止め考えていく。
一石 進取の専門分野を持つ町民の方々と意見交換し町長と共有した。新庁舎、公共施設再配置は建設的な対立形式でない知恵を合わせる未来に向けた議論の場をデザインし聴取、合意形成を望む。早期療育の必要な子ども達が増えている。町は専門的施設を持たない。国立小児病院跡地は療育の複合施設にし子どもを中心に据えたこの町のグランドヴィジョンの通底する町有地利活用を。
町長 職員も交えて色々な場を作り意見交換していきたい。専門的な意見は是非聞きたい。療育施設は大磯町と共有するなど検討している。