社会福祉法人の車両と運転ボランティアがコラボしたら・・・

2017年の活動報告です。

神奈川ネットワーク運動の視察で川崎市の社会福祉法人一廣会かないばら苑苑長依田明子氏のお話を伺いました。
3つの団体の要請を受けて地元サロンの送迎を毎月、無償ボランテイアで実地するもので運転手は地域の運転ボランテイア10名で必ず二人一組で行うとのことでした。またボランテイア担当コーデイネーターを置く、ボランテイアの方々に毎回お茶をお出しするなどの極めの細かいケアの手法がボランテイア登録者4000人という、施設自体が地域の出勤?通い場になるという福祉のビジョンを十全に活かした地域から愛される施設運営となっている点に感嘆!

福祉に関わることで誇りと生き甲斐を持つ地域の人々。
栗平白鳥という地域は以前防災でネット川崎のお世話で市役所に伺った際、先進の取り組みで名前を聞いていました。
現役時の職能を活かしたボランテイア育成。
頼られ、お返ししたいという気持ちが広がる。

また何よりも苑長依田氏の福祉の柔軟な開かれた姿勢に惚れ惚れ。(女性です)
人の心を生かすコーデイネーター。
誰だって人の役にたち誉められるそして頑張りあっている事が楽しい。
持続可能こそ福祉の真骨頂。

大きな大きな、しかも細やかで賢い、効率を求めず心が心を呼ぶ仕掛けの数々。
勉強させて頂きました

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