特定非営利法人さくらんぼ視察

2016年1月31日 23時10分 | カテゴリー: 活動報告

瀬谷区に多くの子育て支援事業、保育事業を展開されている特定非営利法人さくらんぼの施設を視察し、理事長伊藤保子氏のお話を伺いました。

瀬谷区で多くの子育て支援事業と保育事業を展開されている特定非営利法人さくらんぼの施設視察と理事長伊藤保子氏からのレクチャーをうかがいました。

「地域の多用な人の働き場が必要だとの思いで19年間NPO 事業を展開してきた。本年度の常勤職員の3分の1にあたる19名がシングルマザーでした。それぞれ事情は異なりますが、子供を育てながら働ける場を、よりワーク&ライフバランスの取れた職場として維持していく必要を感じた。事業を通じて子育て層の2層化が進んでいるー経済的な面だけではなく、情報量、こどもへの関心、関与の度合い、SOS を出せる人間関係の有無などー養育者の抱えている問題に向き合い、個別サポート、地域のキーパーソンに繋げるなど、地域で生活する職員の多い法人ならではの連動する子育て支援事業が重要です。」

困難を抱える母親に寄り添い、共に生きる。当にセーフティーネットをミッションをもって地域にはりめぐらし、ニーズを見極める女性社会事業家の姿に心打たれました。

事業の中に保育園があり、その中の一つの施設で、恐らく精神障害ーこの言葉はおかしいーの若者がはたらいていた。伊藤理事長は「彼の働く場を作るため、すべての仕事を洗い出し、彼のためのプログラムを作った。女性の保育士に予めその通り働いてもらったら「とてもじゃないけど大変です。」その仕事をしっかりつとめることが彼には可能だった。しかもその細かな大変な仕事から解放された保育士達は今までよりも丁寧に子供達に関わることが可能になった。彼に近づいてくる子は彼の前でほかの大人には見せない甘えや赤ちゃん帰りを起こした。暫くするとそれから卒業した子供達は何事もなく成長をしていった。

理事長は彼の人間性を味わい共有し、生かしている。そしてまわりの環境をもう一つの明かりで照らしている。パーソナルな灯りをたくさん持つ地域のセーフティーネットでした。