6月議会陳情採択「二宮753番地の携帯電話中継基地局」撤去されました!

 

携帯電話中継基地局に係る事業者の説明を求める陳情が地域の住民のお二人の連名で提出され審議されました。

陳情者が言われる通り、日本の法律の規定が非常に遅れています。

神奈川ネットワーク運動では電磁波の健康への影響について学習会を開催し全国で増え続ける電磁波過敏症に苦しむ方々が訴える健康被害について学び、特に予防原則に基づく子ども達の暴露を減らす方策の必要性を中心に自治体への政策提案をしています。

5G についての学習会の報告は以前の活動報告を参照ください。

私の議会質問では特にGIGAスクール推進と併せて子ども達の電磁波暴露についての調査、啓発が必要と指摘し、十分な距離と使わないときは電源を切るなどの具体の施策について専門家(技術的なコーディネーター)と進めること、電磁波過敏症の方への配慮、また 子ども達が集まるところに基地局の設置が無いよう要望してきました。実際事業者より、学校に携帯電話中継基地局設置の相談が来たが断ったとの教育総務課の答弁がありました。

今回の陳情審査では陳情者より、WHOや多くの科学者が定義するリスクへの予防原則から事業者を規制する法整備が進む先進国の事例の説明がありました。また実際に電磁波に寄り体調を崩されている方の情報などが共有され、私の方から「子どもは頭蓋骨が薄いためさらにリスクが高くヨーロッパでは規制が進んでいるが日本の法整備が進んでいない。国は信号機につけられるような法整備を進めており、さらに事業者は4Gの基地局を展開してから機能変換する方法を取る場合があるため、鎌倉市の基地局設置条例をさらに進めた事業者の説明を求める条例整備が必要」と賛成討論をし、全回一致で採択。

9月19日15時にラディアンミーティングルーム2で事業者の説明会が開催されることになっていましが、9月15日に撤去されました。署名含め陳情の一連の運動が事業者を動かしたと言えるでしょう。

しかしながら私達は電波塔の恩恵を受けて携帯電話を重宝する生活環境に居ます。

科学技術の進歩は人間の健康を守れるかという視点が非常に重要です。

SDGsの観点で事業者と対話を重ねることが未来への責任と思います。

説明会は開催され事業者から説明があります。是非ご参加下さい。

 

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