携帯電話基地局が9月15日に撤去され、9月19日ラディアンミーティングルームで事業者による説明会が開催されました。

6月議会に上程され全会一致で可決した携帯電話基地局について事業者に説明を求める陳情をもとに二宮町議会から事業者宛要望書が提出されました。9月19日に楽天モバイルの健康被害に係る説明会がラディアンミーティングルームで開催されました。

 

事業者担当者からの健康被害に係る説明は国の基準に基づいて健康被害はないという前提のもと設置を進めている。しかしながら医学が追い付いていないという状況があると何度も繰り返されました。

陳情者、大磯在住の基地局が家の近くに出来たことで電磁波による重篤な体調不良を発したという母娘の切実な、怒りに満ちた訴えに参加者の応援する質問が80人入るであろう満席の参加者から立て続けに出ました。

既に15日にはオーナーである地主の意向で基地局は撤去されていました。予定通り説明会を行った事業者に敬意を表します。既に町内には複数の事業者の多くの基地局が設置されています。

事業者の方がこのような住民と顔を合わせた対話、議論の場を重ねることで先進のヨーロッパ諸国のように、予防原則による、子どもや被害者に配慮した法整備が進むと思われます。

もっと会って話して最善の基準値に日本も向かいたい。

健康被害の研究を進めることなく設置をしていくことは企業の責任を果たしていないという強い住民の意志が示されました。

今日のこの貴重な一日の成果として、今後は国への意見書と二宮町の条例提案に繋げます。

9月29日10時より町民センターにて生活クラブコモンズなかぐん主催の電磁波の専門家による学習会が開催されます。

事業者(国の基準に基づく)とNPO法人市民科学研究室の上田正文氏の見解を比較するまたとない機会です。

大きな乖離があります。

子ども達への影響はさらに危機感を持って情報共有したいです。

 

是非この勢いを活かし、議論を進めましょう!!!