一年遅れの成人式inにのみや「ボトムアップは豊かだ!」

2022年1月8日

ニールセンさんの学習会を持った日中は2021年の1年遅れの成人式がラディアンホールで完全ボトムアップで開催されました。

成人式実行委員であった方からご意見を頂き、小笠原議員、根岸議員、私の4人でボトムアップエール成人式実行委員会を結成し1月8日のラディアンホールを抑えたことから数カ月の準備期間の後、盛大な素晴らしい式が開催されました。

若い成人のボトムアップの実行委員長がクラウドファウンディングを立ち上げ商工会や様々な団体、町議会議員全員のご協力で様々な町民の方々に寄付を募り数十万円の開催資金があつまったことが大きな後押しとなりました。若い人を真中に町民の方々のエールが集まったレジェンドの始まりでした。先生方、生涯学習課の職員の方々、商工会、町内各種事業者の方々、花屋さん、フラワーデザイナー、写真家、映像作家、司会者、ステージマネージャー、一年前に成人式を終えたもりびとNOA上映チーム、観光協会の写真を編集した議員仲間そして星槎学園の「打鼓音」の圧倒的な素晴らしさが会場のすべての方がたの魂を大地の底から鼓舞しました。美しい風土の映像がスクリーンに投影されました。

思えば若い実行委員長と3人で予算の目処がまったく立たない中、星槎学園の宮澤会長に全国大会で優勝するほど素晴らしい太鼓部の応援を頂けないかと当初伺ったのでした。長年の激務で満身創痍と聞いていましたが久しぶりの晴れやかで自信と意欲に満ちた笑顔で迎えてくださり、エール成人式の提案に「いいじゃない!!」と鶴の一声で太鼓部Aチームの無料出演の快諾!!あの時ほどチャレンジャーの素晴らしさを感じたことはなく心意気に感動しました。

思えば不登校の二人の中学生を丸ごと引き受けるボトムアップから始められた宮澤会長の学校づくり。どれほどの思い、労力エネルギーで積み上げられてきたか。「事を創る」ということを成し遂げた方の鶴の一言のエールがこの事業の羅針盤になったことは間違いありません。迷い、道が見えないでも思いを持った私達の前にはっきりと太鼓判を押してくださった。

若い成人の実行委員長がどれだけのことを受け取ったか。かけがえのないエールでした。

成人おめでとう、若い人たちはさまざまな困難が待っている。でも一緒に頑張ろうと多くの方々が繋がった。

祝辞は町民代表の社会福祉士のご夫婦からも頂きました。

「できない理由をさがすな」というご主人と「疲れたら傷ついたらいつでも帰ってきて、いつでも受け止めます」という奥さん。なんだか涙が出ました。

実行委員長の肝いりのビンゴゲームで心づくしのプレゼントを受け取りに先生方が最大のチャーミングな対応で時間オーバーで大展開、優れたいなしを見せる熟練司会者とステージマネージャーはかつてのPTA役員仲間

フィナーレは手上げしてくれた成人ユニットの歌、素晴らしい出来でした。良い時間でしたやはり音楽は歌は心を繋ぎます。

タウンニュースの記事から全国区のテレビ局が取材に来て終了後二日後に素晴らしい編集で日本中の方々にこのレジェンドとその真ん中の素晴らしい若者を知って頂けたことはまさにご褒美のような世界からのプレゼントでした。

それにして大役を果たした。若い人とはこのようにして共に寄り添っていけばよいのだと私達自身が学びました。

宮澤理事長は数日前にご他界されました。

勇気ある人生が最後に私達にエールを下さった。

何と御礼を言えば良いのか。

ボトムアップは豊かで素晴らしい!