11月13日保護者有志による学校における感染症対策についての要望書が提出されました。
2021の終わりにこの秋に保護者の有志の方々が起こしたアクションについて報告させていただきます。
11月13日に新型コロナウイルスワクチン、及びマスクのリスクについて子ども達とともにもっと学び、子ども達を本当に守るためリスクコミュニケーションを求めて保護者有志の方々が、教育長に要望書を届けました。
教育長はこの内容について校長会で各校の校長と共有したと12月議会の一般質問の中で答弁しました。
コロナ当初から子ども達の命と健康を守るために全国で起こった議論や運動、国内外で起きていること、データ
新しい論文等情報共有、学びを「サイエンスカフェ」で一緒に学ばせて頂いた子育て真っ最中の方々が作った要望書です。
今朝、役場の前で赤ちゃんをおんぶして「吾妻山二言ってきた!」と赤ちゃんと一緒にほほがピンクに輝く若いお母さん(要望書書の文面を担当された)にバッタリ会いました。「本当にありがとうございました。」と私の方から挨拶しましたら
若い若いお母さんから「市民の務めですから」との答え。
コロナウイルスワクチンとマスクにかかる子ども達のリスクについては全国的に、また町民の方々からも懸念の声が上がってから久しい。
私たちは声を上げない子ども達のために対話を続けなければならない。私は目の覚める思いでした。今が正念場なのです。
以下意見書の文面を共有させていただきます。
対立ではない「信頼」の連帯を築いて子ども達を護っていこうとする二宮の賢明なお若いお母さん方の思いです。
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二宮町教育長 森英夫様
子どもたちの人権と未来を考える会
学校における新型コロナ対策に関する要望書
平素より、お忙しい中、日々子どもたちと向き合って下さり、ありがとうございます。
私たちは、子どもたちに、マスクやソーシャルディスタンスやワクチンなどによって、対コロナウイルスだけの免疫力を対外的、一時的に高めるのではなく、子どもたちがもともと持っている免疫力や人間性を高めることで、コロナウイルスに限らず、総合的に生きる力を身に付けてほしいと願って、本要望書を提出します。
①子どもたちには、もともと免疫力があることを伝え、その免疫力をいかす働きかけをお願いします
思いきり体を動かす・深い呼吸をする・笑い合う・スキンシップ・よく噛む・ミネラルの豊富な食事・一人一人の感覚が認められる・安心する・喜びを感じることで等で免疫力は向上します。
マスクやソーシャルディスタンス、ワクチンなど社会的な要請も、圧力となれば、それはかえって子どもの身体的、精神的、社会的健康を損なうことにつながります。
②子どもたちに、ウイルス、マスク、ワクチンについて、多角的な情報を伝えて下さい
(参考資料を添付いたします)
・10代の死者は非常に稀、健康な子どもにはいない。
・ウイルスは当たり前に存在する
・マスクにはデメリットもある
・現時点でのワクチンによる死者や副反応報告の実際
・マスクやワクチンに頼らなくても、免疫力をアップさせる方法はたくさんある
マスクの使用やワクチン接種の有無に関わらず、お互いが安心して過ごせるよう、子どもたちに多角的な情報を与えて下さい。不安のある子どもには、不安はどこから来るのか、どうしたら安心できるのか、思いやりを基本に、集団としてどの様な折り合いがつけられるのか、子どもたちと一緒に考えて下さい。
③マスクを外すタイミングを、子どもたちと共に考え、先生方も一緒にマスクをとる時間を設けて下さい
「子ども」の「集団」となれば、十分な感覚が保たれない状況は不意にやってくる可能性が多く、
「十分な感覚が保たれている時にはマスクを外しても良い」という案内は、実質的にはマスクを外す機会はほとんどないと言えます。
マスクとは、上手な付き合い方ができるということを、大人も行動を通して伝えて下さい。
④学校でのワクチンの集団接種は行わないでください
学校での集団接種は、接種の有無が目に見えてわかります。
感性の豊かな子どもの中には「接種の有無を他人に知られたくない」と思う子もいることでしょう。
医療情報は大切な個人情報で、他者に知られないように配慮するべきです。
先生方もご多忙の中、要望をすることを心苦しくも思いましたが、子どもたちを共に育てる大人として、本当に大切だと感じていることは、伝えさせていただきたいと思いました。
私達もウイルスや、マスク、ワクチンについて学び、その学びを広く共有し、必要であればこうして教育関係の皆様や、自治体、国とも対話することを続けていきたいと思っております。
子どもたちの健やかな成長と、生きる力を育むために、どうぞよろしくお願いいたします。