主権者に最も近い政治にいかに税を投入するのか

2018年6月の活動報告です。

二宮町では6月議会で議員提出議案として「新たな地方議員年金制度の構築に反対する意見書案」を提案し7対6で採択、二宮町議会から国に意見書を上げました。
驚くべき事に全国議長会から地方議員の厚生年金加入を推進する動きが起こってきており、今国会に関連する法案が提案される見込みでした。議員のなり手不足の解消が理由とのこと。
地方議員年金制度は平成23年に廃止されるも受給権を認めたため制度の事実上の廃止まで1兆3600億円の公費投入。この議員を職員とみなす制度導入後はさらに年間200億円の負担がダブルで見込まれているもの。

二宮町のこの7年間の負担金は1億5000万円を超えています。

私たちが地域の政治にどう向き合うのか。
議員のなり手不足は表層の問題であって本質は自治をどうするのかということです。

私がこの3年半議員をさせて頂き最も強く思うのは税を政治にいかに活かすのか真剣に皆さんと考えたいということ。

この顔の見える町に相応しい自治の形は私たち主権者が選べる筈です。

議場での議論は今後議会ホームページに上がります。
議会事務局の計らいで持った議会前の議員全員による会議の議事録もあります。
7月配布の議会便りもご覧ください。
もっとも議論は意見書に関する事です。

これを機に今後自治の形について議論を起こしたいです 。
折しも町は新役場庁舎建設計画に着手します。
果たしてかつてのような議場がいるのか、主権者に最も近い地域の政治はどうあるべきか
皆で話し合いたいのです。