小布施のDNAはそのプロセスさえ楽しむ

2015年11月19日 23時10分 | カテゴリー: 活動報告

小布施町に視察に行きました。

バス移動中、2011Library of the yearを受章した小布施町立図書館「まちとしょテラソ」初代館長花井裕一郎氏の著書をよみ、江戸幕府の倹約令により創作活動が思うように出来なかった葛飾北斎を50才も若い土地の豪商が招パトロンとして支援したこと、おもてなしの文化、交流こそが潜在力の鉱脈の糸口になる、目には見えない「小布施リズム、」優れた文化人を呼んで講演を聞き、そのあと夜中まで様々なはしごをして飲みながら語り合う、全国の地方や地域で様々な取り組みを実践する18~35才までの若者100名が2泊3日で小布施に集い地方や地域の未来についてオールナイト討論会などで語り合う「小布施若者会議」町民による「まちづくり委員会」東京大学、東京理科大学、法政大学などとの連携、慶応大学とコラボした「地域の未来づくり会議」……ため息がでます。

高速を北上するほど深まる山々の自然。木々の美しい枝ぶりと冴え渡る紅葉。小布施は豊かな連峰に遠巻きに包まれていた。果樹園に木に真っ赤なりんごが残っていました。

 

 

図書館デザインはゆったりと曲線をえがく天蓋までの大きな空間が想像力を解放する。しかしどう見ても子供のブースはラデイアンの方が優れているしあの空間はこれだけ自然の天蓋のある町には空調のロスが大きいのではとも思われたが。建設前の子育て中の読み聞かせの会の女性の意見で取り入れられた唯一仕切られた多目的室が色々と有効であると言われた。…当然です。「10年後20年後を見据えた大きな未来ヴィジョンを描ききれていない」とは町長の弁。

 

1975年「北斎館」1990年「うるおいのある美しいまちづくり条例」「オープンガーデン」観光客激増、平成の大合併時に「自立宣言」「協働のまちづくり」を経てこの危機感「今こそ若者の感性と地域の知恵で時代に合ったまちのあり方を模索して大きな未来像を描くときと。小布施のDNAはそのプロセスさえ楽しむ」アグレッシブに動く行政の明るい危機感3期目の町長です。