ドキユメンタリー映画「かすかな光へ」

2月11日小田原市保険センターにて教育研究者、大田尭氏の語る教育思想を表現するドキュメンタリー映画を観た。

わたしは、12月の町議会総括質問にて科学技術や、経済の方向性とは一線を画した人間らしい視座を市民参加の議論のなかで、発信し社会に対してはっきりとものが言える自治体でありたい。とくに自然の中で全身全霊で遊ぶことで得られるかけがえのないそして偉大な学びを失ってきた子供たちの生きる環境について大人皆で議論しなければならないと訴えた。

この映画のなかで表現された太田氏の主張は、まさにその事を深く掘り下げ、基本的人権、もっと根元的な全ての生物の動的平行にひきつけて学び続ける生物としての人間の尊厳と権利の本質を物語った。教育は芸術であるーとの言葉が説得力を持って語られる。教育とは、命と命の響き合い。創造活動である。

92歳の圧倒的な洞察と信念は私達の遺産だ。是非多くの方々と共有し、継承したい。