船橋晴俊氏を囲んでエネルギー勉強会開催

2014年9月4日 11時17分 | カテゴリー: 活動報告

   8月12日、二宮町生涯学習センターラデイアンミーティングルームにて、大磯在住の法政大学環境社会学教授で原子力市民委員会座長の、船橋晴俊氏を囲んで「市民エネルギーは地域のもの」というテーマで勉強会が、催されました。主催は二宮発未来につなぐフオーラムプラスコンサートをつくる会です。参加者は18名二宮在住の中学生から大人、NPOの方々までの自然エネルギーに興味を持たれる方々でした。

 今年5月に設立された、大磯の市民エネルギー会社、エネシフトの理事もされていて、創設にまつわる話を中心に、エネルギーシフトへの市民アクシヨンについて大変分かりやすく話して下さいました。特に印象に残ったのは、世界の4つの原子力巨大惨事のうちの3つまでが日本で起こっている事の理由と、今後の方向を皆がしっかりと考えなければならないという話でした。また、利益追求と科学の進歩という社会の方向に、市民の倫理の議論が加わらなければ、真にあるべき未来につながることは出来ないとの話も全く共感しました。
 清廉の志士というにふさわしい人柄とその垣ねのない限りなく平等な立ち位置、全身全霊で、学問を実践される姿に、参加者一同感銘をうけ、「久しぶりに師と思える方に出会った」という声に、全く同感でした。

 3日後に先生の訃報をききました。帰宅すると、参加者からの感謝のメールへのご返事ー大磯、二宮で連携して、一緒に頑張りましようとありましたーが、お亡くなりになった時刻よりもあとの日付で届いていました。
 大磯エネシフトの方々と共にお通夜に伺いました。音楽愛好家であられた先生の好きな、モーツアルトのレクイエムを聴きながら何千という参列される方々の列に加わりました。奥様のお言葉に、障害のある息子を色々な所へ連れ歩き、通常の何倍もの愛情を息子達に注いだとありました。なんと素晴らしい方を失ったか。たった一度の出会いでしたが、先生の最後の時間にお会いしたからこそ、その思いが、重く強く私達の心に遺されました。

 私は音楽家として生きてきて、ついこの間神奈川ネットワーク運動とご縁があり、政治に正面から関わることを決めたところでした。この出会いをしつかりと受け止められるよう努力していきます。